ポケモンの思い出
子供の頃、俺はポケモンの赤緑をやっていた。
やたらゲームの記憶だけは覚えている。
そんなポケモンの事を書いていこうと思う。
俺が特にやっていたポケモンの世代は初代(赤、緑)だ。
俺は赤を買った。
パッケージのリザードンがかっこよかったからだ。
当時、90年代、テレビではポケモンのCMをやっていた。
公園にいるお姉さんが「私のポケットモンスターと勝負してみない?」というCMだ。
今でも覚えている。
ゲームの内容についてだが、初代はマップは完璧に覚えている。
まっさらなマサラタウンから始まって、時計回りに1周してきて最後にマサラタウンに戻ってきて、一つ先のトキワシティからラスボスへの道へと続くチャンピオンロードに向かう。
ゲームの初期地点がラスボスへ繋がってるのは感動物だ。
相棒はヒトカゲを選んだ。
かっこいいからだ。
だが、水タイプのゼニガメや草タイプのフシギダネの方がお得らしい。
なぜなら、序盤のニビシティのジムのタケシは岩タイプを繰り出してくるからだ。
岩タイプは水、草は弱点だが、ノーマルや炎、飛行、毒は半減してしまう。
序盤の野生ポケモンはノーマルか飛行、毒しか攻撃タイプが無いので、炎のヒトカゲを選んでしまうとジム戦で物凄い不利だからだ。
だけど、当時の俺はあまりそれは気にならなかった。
学校の知人からは、「お前、失敗したな!、ゼニガメが一番強いんだよ」と言われたが…。
だが、俺はゼニガメを選べば絶対的に有利という設定が今でも納得いっていない。
大人になって、赤、緑のポケモンをやり直してみたんだが、その時はバタフリーがお気に入りだった。
ねむりごな、しびれごな、ねんりき、サイケこうせんを覚えるからだ。
ねんりき、サイケこうせんはタイプ不一致であるが、初代最強のエスパータイプの技を覚えられるからだ。
特殊もそこまで低くない。
一番の理由はハナダシティに行くと、ケーシィというポケモンが出る。
このポケモンは、野生で出会うと1ターン目に一つだけ覚えてるテレポートという技を使って戦闘から逃げてしまう。
だから、先手必勝で動きを止める必要がある。
その為に、素早さの早いバタフリーで1ターン目にねむりごなで眠らせる必要がある。
ポケモンのレベルが高ければ、1発目にモンスターボールを投げれば捕まえられるが、ハナダシティに初めて着いた頃はポケモンのレベルが低くて一発では捕まえられないだろう。
このポケモンは最終的にフーディンに進化するのだが、はっきり言ってめちゃくちゃ強い。
当時の全国大会でもみんなが使ってるポケモンだからだ。
このポケモンはユンゲラーから進化するのだが、通信交換を行わないと進化出来ない。
だから通信ケーブルと友人がいない人は進化出来ないのだが、そもそも通信ケーブルを買ってもらえない人が当時は多かった。
だが、実際フーディンを手に入れるとめちゃくちゃ強い。
種族値が大幅に上がるからだ。
なんかフーディンを登場させた時の背中のグラフィックも大きくなって、かっこいいし。
序盤にノーマル、鳥ポケモンが2タイプゲット出来るのだが、俺はポッポの方が強いと思っていた、二進化するし。
だが、これは落とし穴だった。
当時の攻略本にはポッポの進化したピジョンのつばさでうつという技は威力が確か65と記載してあったのだが、実際は威力35しか無い
オニスズメの初めから覚えてるつつくと全く同じ技なのだ。
確かに記憶を呼び起こしてみれば、ピジョンで弱点の草タイプにつばさでうつを使っても対してダメージを与えられず、なかなか倒せないような気はした。
多分ポッポはオニスズメよりHP、防御が高く、二進化するから魅力的でずっとそっちを選んでいたが弱かった。
オニスズメは攻撃、素早さが高いが、防御面が弱いと思っていたが、威力80もの技のドリルくちばしを覚えるので、そっちの方がいいだろう。
まぁ、でも種族値が低いのでいずれ同じくドリルくちばしを覚えている伝説のポケモンのサンダーに入れ替える事になるだろう。
伝説ポケモンを旅パで使うのは味気無いが…。
あと序盤はコラッタが強いんじゃないかと再認識した。
威力80のノーマルタイプ一致技のひっさつまえばを覚えるからだ。
種族値は低いが、序盤では活躍するだろう。
確かに、おつきみ山のロケット団が一匹だけ出してくるLv.20ラッタがめちゃくちゃ強かった気がする。
一回全滅したような気がする。
ロケット団のアジトとナツメがいるヤマブキシティには、格闘道場がある。
そこでは、エビワラーとサワムラーのどちらかが選べるが、俺は最初にエビワラーを選んでからずっとエビワラーを選んでいた。
だが、これは失敗だった。
エビワラーは、れいとうパンチ、かみなりパンチ、ほのおのパンチの氷雷炎の三色パンチを覚えるので、とても魅力的だが、だがこのエビワラー、物理に強いタイプだが特殊がめちゃくちゃ低い。
第三世代まではノーマルは物理、炎は特殊とタイプ毎に物理か特殊が決まっていたので、三色パンチも特殊になる。
だがエビワラーは特殊がかなり低い。
当時は一匹で三タイプも覚えるエビワラーがお気に入りで相手の弱点を突いて、「どうだー!」と言っていたが、タイプ不一致の特殊の低いポケモンがいくら弱点を突いても全く意味が無い事がわかった。
選ぶならサワムラーだろう。
初代の格闘ポケモンは、マンキー、オコリザル、ワンリキー、ゴーリキー、カイリキー、ニョロボン、エビワラー、サワムラーの8匹しかいないのだが、まともな格闘ポケモンはサワムラーしかいないのである。
ワンリキーは一応けたぐりを覚えるが威力が低い、というか俺はけたぐりの存在を忘れていた。
まともにワンリキーを使った事が無い。
マンキーは格闘技を覚えない。
一応、地獄車という技を覚えるし、技マシンでも覚えさせられるがなにせこの技、威力は高いものの、与えたダメージの4分の1を自分も食らってしまうというとても扱いづらい技だ。
ノーマルタイプのHPの高いラッキーに食らわせようものなら、自分もやられてしまうだろう。
その点、サワムラーは、にどげり、まわしげり、とびげり、とびひざげりと4つも格闘技を覚える、
ほとんど専用技だ。
とびげり、とびひざげりは外すと自分がダメージを受ける技だが、そもそも命中率が高いので外す心配は低い。
だから、サワムラーが唯一まともな格闘タイプのポケモンなのだ。
そもそも初代は格闘タイプが不遇で格闘タイプ自体があまり強くないのだが、その中でもラッキーやカビゴンなどのノーマルタイプに対抗するポケモンとしてサワムラーは良いだろう。
三色パンチの話が出たが、確かにこの技はエビワラーが覚えると弱いが金銀では特殊の高いフーディンに覚えさせる事が出来るのでフーディンに習得させるのはありだ。
覚えさせてから通信交換で初代に持ってこれる。
技範囲の狭いフーディンが三色パンチを覚えていたら強いだろう。
ただでさえ強いのに。
もう一度初代をやるならこの二匹を連れていきたい。
ニョロボンは単純にかわいいから。
あと、水、格闘タイプの複合がどの程度の強さなのかも確認しておきたい。
水技は波乗りで決まり、格闘技は地獄車だが二タイプ使えて便利なんじゃないかと思ってる。
電気ポケモンは赤バージョンのみで手に入るエレブーが今は気に入っている。
初代の電気技はでんきショック、10万ボルト、かみなりパンチ、かみなりしか攻撃技が無い。
でんきショックは威力が低く汎用性に欠ける。
10万ボルトは技マシンが一つしか無い上に、この技を自力で覚えるポケモンはいない。
かみなりは多くの電気ポケモンが覚えるが、命中が低く使いづらい。
かみなりパンチはエビワラーとエレブーしか覚えないが、エビワラーは使い物にならない。
エレブーは自力で覚えるし、威力もそこそこ高いので結構いいんじゃないかと思ってる。
氷技はれいとうパンチの代わりにれいとうビームで代用出来るし、ほのおのパンチはほとんどの炎ポケモンがかえんほうしゃを覚えるので、パンチ技はあまり必要無い。
でんき技を自力で覚えないポケモンといえば、コイルとビリリダマがいる。
一応技マシンで覚えさせれば、でんき技は使えるが多分あまり種族値が高くなかったと思う。
ビリリダマはだいばくはつを覚えさせれば対戦で役に立つ。
攻撃の種族値は低いが。
グレンシティのポケモンやしきでは毒ポケモンのドガースとベトベターが出る。
赤だとドガースが出やすく、緑だとベトベターが出やすいだったと思う。
ドガースはだいばくはつを覚えさせられるし、だいもんじの技マシンを覚えさせたりも出来る。
使い勝手はよくわからない。
初代では毒タイプは物理なので高い攻撃が発揮出来る。
だが、しかし初代の毒タイプの攻撃技といえばヘドロこうげきだが、一応毒付加の効果があるが、威力は低い。
そもそも毒タイプは不遇扱いだ。
だから、ベトベトンはそんなに強くないかもしれない。
伝説のポケモン、フリーザーはふたごじまで手に入るが、氷技の冷凍ビームとふぶきを覚えて種族値も高く、氷、飛行タイプなので普通に強い。
飛行技がつつくなのが今一つだが、それに余り余って強い。
初代の氷技のこおり状態はめちゃくちゃ強く、その状態になるとほぼ戦闘不能になってしまう。
一応、炎技を食らえば解除されるが、使わなければいいだけの事。
実質的な戦闘不能である。
氷技、ふぶきは3割の確率で凍らせられるので、実際的には3割の確率で即死、プラス凍らない場合は高威力の氷技というとんでもない技である。
大会などではほとんどのポケモンがふぶきを覚えていた。
第二世代、金銀では、悪、鋼タイプが追加されて、エスパーがタイプが弱体化されて、初代でのエスパータイプ一強が無くなった。
悪、鋼はどちらも格闘タイプに弱いので格闘タイプの価値が一気に上がった。
今まで存在しなかったタイプの虫、格闘タイプのヘラクロスが加わったりした。
虫タイプはメガホーンという強力な技を覚えてエスパーに対抗出来るようになった。
そもそも悪タイプはエスパータイプを無効化し、エスパーにも強いのでそれだけでも強かった。
ゴーストタイプもエスパータイプに強くなり、初代は毒タイプ複合のゲンガーしかいなかったが、毒以外のゴーストタイプも加わり、ゴースト技も使え、エスパーの弱点が突けるようになった。
俺は金を買った。
パッケージのホウオウがかっこいいと思ったからだ。
事実、ホウオウは強く、せいなるほのおがめちゃくちゃ強い。
初代では、ほのおポケモンはあまり強くなかったが、ホウオウはかなり強いと思う。
第二世代はジョウト地方が舞台。
五重の塔みたいなのあったから関西が舞台だと思う。
ホウオウと関係してるのかな。
ジョウト地方から初代のカントー地方に進出するのは感動ものがある。
初代で遊んだ地方へ行ける!、しかも初代とは違った雰囲気になってるカントー地方を遊べると嬉しくなった。
色違い要素も追加された。
かなりの低確率で絶対と言っていい程、手に入らないがストーリーの進行上、赤いギャラドスだけは絶対に手に入る。
当時のギャラドスは水タイプは特殊なのに攻撃タイプというバランスの悪いタイプであったが、それでも色違いのギャラドスはなんだか良いものがあった。
湖の真ん中にいるのを捕まえるイベントでゲット出来る。
当時の俺は攻略本も無く、こいつは絶対かっこいい進化ポケモンになる!と育ててたら、デンリュウに育ったので当たりだった。
なので、気前良くデンリュウを使えた。
金銀は色んな要素が追加された。
道具を持たせられるので、持たせて通信交換を行うと進化するポケモンがいる。
おうじゃのしるしをヤドンに持たせるとヤドキング、ニョロゾに持たせるとニョロトノ。
メタルコートをストライクに持たせるとハッサム、イワークに持たせるとハガネール。
ニョロゾの本来の進化先であるニョロボンは水、格闘タイプで素早さも下がるし、あまり強いイメージは無かったが、ニョロトノは水単タイプなので水タイプとして使える。
キングドラは水、ドラゴンタイプと氷の弱点を水が打ち消すので、実質弱点はドラゴンしかない。
決定打に欠けるが、優秀な弱点の無いタイプとして使える。
何よりどのポケモンもかっこいい。
金銀はエスパータイプが強すぎるなどや、こういうタイプがあったらいいな、こういう要素があったらいいなという妄想を実現してくれている。
時間の要素が追加されたので、昼夜の概念が追加された。
技のあさのひざし、こうごうせい、つきのひかりの回復技が関係していた。
また、イーブイから進化する新しいポケモン、エーフィとブラッキーも関係していた。
エーフィはエスパータイプ、ブラッキーは悪タイプとどちらも強い。
確かなつき度と昼夜のタイミングが大事だったような気がする。
肝心なのは初代では一匹しか手に入らないポケモンは一匹しか手に入らないが、金銀ではポケモン育て屋さんに雄と雌の二匹を預ければタマゴを生んでくれる。
だから、イーブイなどの貴重なポケモンをメタモンと一緒に預ける事で、またイーブイが生まれるので、ブースター、サンダース、シャワーズ、エーフィ、ブラッキーと全部のブイズが揃えられるという夢のような機能も実現出来てる。
また、初代ではエビワラー、サワムラーは全く別のポケモンだったが、金銀ではバルキーという同じ派生元から進化する。
このバルキーというポケモン、ベイビィポケモンというポケモンである。
ベイビィポケモンはピカチュウの進化前のピチューやピッピの進化前のピィなどがいて、タマゴから生まれる。
その際、レベル1からポケモンは生まれ変わる。
伝説のポケモン、ルギアも強かった。
金を選ぶと、中終盤でホウオウ、終盤でルギアが手に入る。
銀を選ぶと、中終盤でルギア、終盤でホウオウが手に入る。
先に手に入る方が楽しめるので欲しい方のパッケージを買う事になる。
第三世代はルビー、サファイア。
正直俺は第三世代までやったのだが、第三世代はあまり覚えていない。
ポケモンにとくせいの要素が追加されたのは覚えてる。
まだこの頃は、タイプ毎に技の物理、特殊が決まっていたと思う。
伝説のポケモンをよく覚えている。
強かった、というより強く設定されている。
陸と海を象徴してるらしい。
どちらもパッケージのポケモンだ。
敵のロケット団みたいな組織がパッケージ毎にアクア団とマグマ団に分かれていた気がする。
第四世代は、最初の草むらまでやってやめてしまったのを覚えている。
これで、俺のポケモンの思い出は終わった。
幼い頃の思い出をポケモンで色々楽しめて良かったと思う。
という訳で、今回は俺のポケモンの思い出についての話でした!
読んでくれてありがとう!